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Discography

  • Unities_128 UNiTiES
    2009
  • Human_128 HUMAN
    2005
クモがマウスカーソルを追いかけるムービー
<%image(20041224-tachikoma.jpg|320|240|ハエトリグモ タチコマ)%>

彼らの行動原理は単純で、動くものが獲物なのだろう。

夏頃とったもの。
しばらく彼をコントロールすることに夢中になってしまった。

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かわいい


コンピュータが揺らぐ?


全体として揺らいでいるから、微細な部分での揺らぎも許せる。
揺らぎをひとたび許さないとなると、もうそこには揺らぎの入る余地が無くなる。

ソフトウェアの揺らぎを考えてみる。

自分の意図に対する、ソフトウェアの反応は、意外と揺らいでいるものである。

たとえば、値を1000通り取りうるパラメータがあったとして、その中のひとつを決めようとした場合を考える。
よっぽどカンの優れた人か、内部的な動作を熟知している人以外は、「トライアンドエラー」で自分の理想に当てはまる値を的を絞っていく。

その過程で自分の理想とは異なるが、また違った価値観が生まれることがある。これは、自分の予想に反して、良い結果をソフトウェアが提示してきたということになる。良い結果が得られることは喜ばしいことだが、使用者が完全に意図して生み出した結果ではない。

ツールは使用者の意図を実現するためのものであるべきだが、その意図を100%満たしてくれるツールは存在しないだろう。

人間の手や足も脳と直結したツールと考えてみると、僕はカールルイスのように速くは走れないし、何か細かい手仕事をすると小指が立ってしまう(自分の意思に反して)。また逆に、自分にもこんなことができるのかと、思い知らされることがある。

100%に近づけようとはするのだが、その結果は全く駄目だったり、とてつもなく良かったりと、大きな揺らぎが生じる。

こういったツールは、人間と接続された揺らぎ増幅器である。


僕が思う良いツールとは、二種類ある。


「理想を誤差なく実現してくれるもの」
そして、
「揺らぎを許容してくれるもの」
である。

結果が良いものとも悪いものとも出るかもしれないが、ときに、揺らぎは増幅されすさまじい結果を生み出すことがある。

そのときがくるのをじっと待ち続け、許容してくれるツールこそ、良いツールだと、僕は思う。

ソフトウェアの動作そのものに揺らぎはない。
しかし、人間の揺らぎを許容することはできなければならない。